しょうPの旅路

旅とライブが人生の栄養剤。

麻倉もも Piacere 中野公演1日目 人生で初の推しの最前で体感した夢の記憶

先日声優ユニットTrySailの一人、麻倉ももさんのツアーに行ってきました。


普段ツイッターに感想を書いて終わってしまうのですが、今回ばかりは語りたいこと、残したいことが多いのでブログに残すことにしました。


自分は最速の先行でチケット取っても基本いい席が当たらない席運のアベレージも低い。


 トラセでの記録はツアーの地方公演の13列目が一番前。夏川さんのツアーだけ奇跡的に一度だけ最前を取れたものの、それ以外のイベは2階席が多くて一番推している麻倉さんはソロライブで自力で引いたチケットは10列以内なし、ツアーでも半数は2階か3階席でした。

 平日にハズレ席を見て落ち込みたくなくて今回は当日に恐る恐る席を見たらなんと0列目。目の前は床にロープがあるだけで何も仕切りがないのは逆に不安になるレベルでした。自分の中では奇跡としか言えないこの体験はどうしても、と思い備忘録をブログに残すことにしました。

 

以下、各曲の印象に残った箇所。


ネムイケド

 まずは眠りから目覚める麻倉ももさんからスタート。自分は下手側なので反対側だったけど双眼鏡を使わずに肉眼で素敵な笑顔がよく見える見える。目覚ましがなった後に起きるシーンの「はあ〜〜」っていう声も、前に障害物がないのでASMRが直に耳に来て既にやばい。

 で曲本編、下手側の自分の目の前に来られると距離が近すぎ、お顔、表情の変化、肌がはっきり見えすぎてこんな体験していいのかと思うほどで昇天しそう。

 リリイベでは2列目でもちょ の顔をはっきり見たことはあって(コロナ前2019年)その時を思い出しました。


・365×LOVE

365日のところとか数字つくる振り付けでの指の動きまでもが鮮明に肉眼で見える、2階席とは全然違う風景、感動が止まらない。振り付け全体が好きだけど、もちょの中でも屈指の可愛い振り付けであるハートを描いて「ふぅ〜」と口を窄めて吹くシーンをしっかり脳に刻めつけられた。


・カラフル

目の前でもちょさんが可愛い振り付けをしてくれていて目も合いはじめて眼福。

視界に振りコピするオタクの手とサイリウムがなくステージと演者だけがいるのはふし

 前方でもちょを見ることに慣れてなさすぎて、正直このあたりまではMC以降に比べて脳内画像が鮮明に残っていない。この時間に戻りたい。


・MC

これまでの曲中よりも目が合う時が多い。演者側も客席が声出せない中で表情や身体での反応を求めてきてこちらを見てくださるので一時も目が離せないし気が抜けません。

 で、自分のフェチの話になるのですが、麻倉ももさん顔以外に脚綺麗とかスケベな人は胸とか言ったりするじゃん。自分の場合は腕もだけどもちょさんの指が好きなんですよ。すごい綺麗な手をしている上に緊張している時にスカートの裾を摘むなど手での仕草が可愛くて。

Agapanthusの時の麻倉さんはマイク持つ必要がないので両手を胸の前でぎゅっとするのが多かったけど、今日はマイク持たない方の手を胸の前に置いて、でもたまにスカートの裾を握ったり手を置いていた箇所の服を掴んだりもして可愛かったし指まで目視できて幸せでした。


ライブの前日に岩盤浴行っていた話は2日前に私も岩盤浴行っていただけに私信でいいかな?と思ってしまった。けどもちょさんが食べられた中本の北極は自分には無理だな。ライブ前日に食べて平気なもちょのお腹やばい。


・シュークリーム

もともとメロディー・演奏が好きな一曲。

上手側で歌っていたので一番正面ではないけど、双眼鏡マンになったり肉眼でもまあ見えるっていう程度だった今までの席運に比べると天国。ここから「ぷくーっ」となるんだ、ここからにっこり笑顔になるんだ、と誰にも邪魔されずより細かく表情を追えました。最前贅沢。(曲によっては撮影のカメラマンは割り込むので完全フリーではないけど)


・Love me choose me

渋谷公演で果敢にこの曲の振りコピに挑戦するファンの存在を挙げて「全然違うけどな〜と思って見てた」と言ってたこの曲。最前で運動神経や覚えが良くない自分が無理やり真似ようとしても悪目立ち必須なので基本的にはかっこいいもちさんの振り付けを圧倒されるように見ていました。

 MC前の可愛い路線とは違ったもちょの表情が好き。

 

・ふたりシグナル

この日の思い出は一生忘れないと思う。

渋谷公演でMCの時間に急遽振り付けをレクチャーしてくれて、次の公演行く人はやってみてはどうかという流れになった。

当然注目して緊張して迎えた1番の後の「ほらふたりシグナル〜♪」の直後の反応。マイクより下を見ながらもちょさんの顔が「ふふっ、本当にやってくれてるよ・・」って感じで笑ってからちょっと下の位置で手を控えめにぱち、ぱち...とちょっとだけ叩かれて、もう昇天しちゃうかと思いました。

  にこやかに笑って演出として大々的にパチパチしたりよくできましたー!って言われるんじゃなく、しんみり心の底から素敵な感情が漏れるような感じのおしとやかな反応なのが本当に良すぎて、数日経っても余韻が抜けない。映像に残らないけど記憶には残るライブならではの良さ。もちょ可愛いよ・・もちょ・・(●・▽・●)

 


・フラワーズ

ふたりシグナルからの繋ぎほんとやばい。麻倉ももさんのおしとやかな綺麗な手、指をずっと見ていたい。サビの始まりの「君と 君と 君と いたいから」からぐっと引き込まれるし、フラワーズ...の箇所での花のつくり方も綺麗。

手話の振り付けは本人が思いついて振り付けに入れるよう希望したというのも好きな話。世界観、サウンドのつくりといいアルバムの新曲で一番好きな曲だったけど、振り付けも素晴らしいおかげでいっそう今の麻倉ももさんの歌でしか出せない世界、演出を魅せてくれていると思います。


・eclatante

下手の最前なので演者が出てくるのが見やすい。今か今かと待ち、美しいドレスのような衣装に着替えたもちょさんが左手から目の前に出てきて手を振ってくれた瞬間、ミュージカルさながらの演出を自分の目の前でやられる瞬間(枠の中にもちょが入って歌うのが目の前だった)を噛み締めました。

 

他の人が視界に入らないのは独特なもので、

連番したオタクが最前について「MVの中に入っているようだった」と話していたけど、本当に現実と異なる物語(しかも麻倉ももさん主役の夢の世界)に自分が入り込んだ感覚で、二度と味わえない時間だろうなと思いました。


・ユメシンデレラ

上手の段差の上で座りながら歌う曲なので目の前に来ることはなかったけど、目の前が舞台だと世界観により没頭しやすかった。麻倉ももさんは声質がよくてお洒落な曲が似合うのでアコースティックライブをやってほしいとずっと思ってきた自分にはこの曲を一番いいところで味わえて良かった。


・monologue

悲しさもあるけどさよなら観覧車と違って前を向こうとしている曲。シリアスな曲ならではの、他の笑顔で楽しむ曲と違って真剣に力を入れて歌い上げる(花に赤い系のサビのような)、間奏でも珍しく笑顔の表情をしない麻倉ももさんを肉眼でしっかり回収できて良かった。


この曲までで一通りメインのもちょの表情(楽しい笑顔、照れ気味の小かな笑顔と拍手、クール寄り・ダンス寄りなもちょ、間奏でほんのり笑顔を見せるもちょ、真剣なシリアス)を見られてあらためて最前を引けて良かったと思いました。


・あしあと

麻倉もも楽曲に一石を投じたセンスの塊のラップ曲。千秋楽連れてきた楽曲派の友人が生バンドで化けた曲と言っていた。

本人も客席を見ながらクラップを煽ってくれる曲なので、最前の自分に目を合わせてくれたことは言うまでもない。

もう一度こういう客席と纏まる曲を最前ブロックで浴びたいなあ。


明日は君と。

6年前のデビュー曲であり、1stライブ全通から聞きつつ「もっといい席で浴びたい」と思って参戦していた自分にとって待ちに待った初のツアーで盛り上がるサビ、間奏をそっと歌い上げるもちょ、デビュー曲の一つ一つのシーンを目の前で見られていることは胸に込み上げるものがあった。


お姫様の衣装をしたまま元気な曲を歌っているのは今までの明日は君と。違っていて貴重。


これは唯一のディスアドですが、最前だと高さが低すぎて「明日は話せるかな。君と。君と。君と。君と。」の指差しタイミングは一切目や指が合いません。


・Run for you

暗い中での衣装替え(取り外し)から衣装まで見やすい。待ちに待った1stライブ4日間でずっと

 


 真剣に歌ってくださるもちょさんに応えようと振り付けと表情・衣装全般見ること重視ではいたけど、このパートの衣装は腕と太ももが綺麗だし身体のラインが出やすいしで、全身を眺めてしまった。

 


・Shake it up!

日替わり曲だけど、聞く頻度が高いFanfare!!よりこっち聞きたい思いがあり、あとは元気なショートパンツの衣装でこの曲の間奏の両腕を元気に動かす振り付けとかが好きすぎて前で見たい思いがあったのでセトリに入って良かった。加えて曲がめっちゃ楽しいのもあり、

・「ありがとう」届けたい 君がパワーくれたように

・どこまでも続くような溺れそうな光の海

とかのファンとのライブの景色に通じる歌詞が好きでエモいのもあり、最高。


・満開スケジュール

最前だと前が開けているからサビの振りコピも自由にやりやすい。この曲のあたりになると好きなショートパンツの衣装で元気に歌うもちょはもう見られなくなってしまうと名残惜しさを感じてくる。


・ピンキーフック (アンコール前ラスト)

生バンドで聴くとBパート〜サビで音の響きが増して

2番のサビ前の「キャパピンチ」でピンチを顔と手で表現するところとか、「Ah ...」の手の動きとか、「あちゃーっ」って感じの可愛い表現を見ることに全力。


歌い終わって舞台裏に下がる時の手を振ってくれたタイミングでドンピシャで目が合って嬉しかった。

 


・プリンセスじゃなくても

・箱庭ボーダーライン

天さん・ナンスとは違うもちょならではの昭和アイドルな曲。ミュージカル、アコースティック、元気な振りコピ曲、ラップ調のシティポップ、ときてアンコールでこれなので一つのライブに色んな世界観が詰め込まれていて飽きないなと思いながら見ていました。箱庭ボーダーラインで手を振ってくれるの好き。


・彩色硝子

麻倉ももさんがソロデビューして5周年して本人の幸せだよ、楽しくやれているよ、っていうメッセージが現れた曲。

この曲が発売された時はまだトラセ3人の中でツアーもまだやれていないし、ソロでのイベント数とか仕事の量が物足りなく感じられて、Agapanthusの亡霊(映像化されないことで気持ちが成仏できないオタク)もうようよいて、自分もモヤモヤしていた辛い時期だったので、正直そこまで気分高まってなくて刺さってなかった。

でも曲のレベルや幅が他の2人と違う方向にパワーアップして生演奏でアレンジもあったライブパフォーマンス、

本人のファンを信頼した自由なMC、

「ソロだと自由にやりたいことができていいですね」

「5年経って初のツアーって声優の中でも遅い方なんじゃないですかね?でもソロ活動への向き合い方も途中で変わって満を持してツアーできて良かった」

等のツアー中の今の思いを話してくれたMC、と

パフォーマンスと言葉の両方から本人の自由に楽しくやれているソロ5周年をファンに全力で伝えてくれて、今はこの曲を歌ってくれることが本当に幸せです。

極めつけに前の席なので直前のMC通りしっかり目を合わせてくれました。ファンの思いがどこまで通じているかなと思った時期もあったけど、今この瞬間は一番通じ合えている気がしました。


・ライブが終わってみて・・


・・・もちょのライブは席運なくていい席で見られるのは2年後かな、と思っていたので突然の夢のような出来事すぎて最初はふわふわして記憶が鮮明でないところもあったり、ハートとかつくったりグッズ掲げたりしてレスもらえば良かったな、と惜しい気分になったりもした。

 


・・もう20代も終わるし、神席引いたらそこで声優イベントに区切りでいいかなと思ったりもしたけど、また好きな人と目合う体験がしたくてもう一度一桁台の席引きたい、結局イベ他界できないねーとなってしまいました笑


・・お姫様みたいな、ミュージカルを演じているような麻倉さんを最前で見たのは魔法の世界、MVの内側に入り込んでいるかのようで今でも夢でも見ていたのかなと思うし、人生でもう一度これと同等な素敵な経験をしたいです。

麻倉もも 大阪の妖刀備忘録

 

・後ろの人見えてるー!?

前の方は・・見えてるからいいや


・私のファンって変な人が多いんですよね

(雑草と言われるのを喜ぶあたりから)

(2018年のPeachy!では私のファンはいい人が多いと言っていた記憶がある)

(ラジオのコメントから)パーソナリティが見えるせいですかね。

 


・(バンドの好きな色の話で黒が出て)私のファンって黒髪が多いんですよ。

→(黒髪じゃないと)手を挙げている人いるけどよく見えない

→どうでもいいや笑

 


・(昨日話をした焼肉きたんに行った人を挙手させて)

思ったより少ない!

私が話したらみんな行くと思ってた、意志がないからね。(妖刀バッサリ)

シュークリームも食べたんでしょ?

(曲に使う食べ物を)ドリアンとかにしたらどうなんだろ(それでもファンは食べるのかな?)

 


アンコールで恋のプレリュードが流れた後のMC

拝んでいる人いた、オタクって何で拝むんだろうね笑

(元々声優になるまではそういう文化に理解があるわけでもないもちょが、我々にオタクという言葉を久々に使ってくれたのがよかった)

 

(ナンスのラジオでハーフツインしていけばもちょが合わせてくれるよって話題で)

みんな横のつながり好きでしょ?裏で繋がってるの好きでしょ?

 

(セトリの一部分の話で)みんな考察とか好きでしょ?考察されたらいいんじゃないでしょうか

(オタクを見透かしたMC)

 

 

 

------------------------------------------------

ちなみに

外野に変な誤解を与えないため補足します

 

もちょさんの妖刀はラジオ(ももにち)でも「ファンサですからね」とおっしゃってますが、ファンがいじられて喜ぶのを理解されているからです

 

公演でも最上階まで「もちょだよー!!」と声出して来てくれたことを心からの声でありがとうと言ってくれて素敵でした。

リリイベみたいにファンと近くでコミュニケーションできる空間を好きだと言ってくれて楽しそうにしていたり、前回のコロナ禍すぐのライブで来てくれるか不安だったAgapanthusの時は沢山のペンライトで埋まる客席を見た後泣きかけてしまったり、すごくファンの存在を大切にしてくれる優しい方なのです。

 

もちょファンじゃない人がこの記事見て「オタクのこと本当は馬鹿にしてる」みたいな印象操作には利用しないでくださいね

 

 

 

 

 

 

25歳で非アルコール性脂肪肝になってしまったオタクのお話

ツイのフォロワーのオタクがよくやっているブログでの語り。自分もやってみたいと思っていたが、イマイチ気力がなかった。

労働以外にやる事は楽なツイッターで思ったことを短く呟くだけになりがちな人間だが、こんな嬉しくもないことで何かを人に伝えようという意志に突き動かされることになるとは・・。

 非アルコール性脂肪肝。そもそも脂肪肝とは肝臓に酒の飲み過ぎを始めとした食生活の乱れで肝臓に脂肪がたまり(この時点では自覚症状なし)、この時点ならどうにか回復するが悪化して肝硬変になると酒が飲めないし死に至る危険もある恐ろしいものだ。ただ、酒が原因ではないが脂肪肝→肝炎→肝硬変になるケースがあるらしい。

 幼いころに「たけしの本当に怖い家庭の医学」を見ていてダイエットとリバウンドを繰り返す主婦が肝硬変に陥り吐血に至る話がトラウマに残っていたのでアルコール以外の知られていない負担のかけ方があることも自分は知っていた。

しかし40〜50代の更年期の女性に多い(らしい)この身体の異常に、まさか20代半ばの自分が、その手前とは・・。

ここで自分の情報を話しておこう。

成人時長ギリギリ160cm、体重50kgあまり、生まれてからずっと痩せてる部類で肥満系の病とは若いうちは無縁だと確信していた。油そばなど濃い食べ物は好きだったし、酒もまあ頻繁に飲む方だったが、大学時代は全く太らなかった。

 ただし、運動嫌いのせいか、社会人になってから気がつくと体重は50kg台後半になった。健康診断の問診では「成人時から10kg増えているか?」という質問があったが、その指標は一応下回っている。しかしながら、ビール腹で腹から太る傾向など軽い不安要素自体は出始める。

社会人になって暫くは健康診断で採血がなかったため、特に病を意識しなかったしこの間3年近くの健康度は不明。

で、社会人になり3年目、初の採血があった2019年の健康診断で思わぬ異常が見つかる。高コレステロールでD1(要治療)になってしまい、さらに糖尿病予備軍の値が出て目の前が真っ白になった。20代って何も考えず遊んで無茶できるイメージだったのに、こんなに早く身体にガタがくるなんて・・。たまげたなあ。

 地元の病院で再検査を受けてコレステロールはやはりアウトだったが血糖は正常値。「若いし大丈夫でしょう。気になったら来てください」程度。ただ、好きな物を飲み食い&運動不足が身体に来ていることは確かだ。

 それ以降身体を気にはするようになったものの、具体的な改善はしなかった。私の仕事はシステムエンジニアとかいう名称で、会議室への移動と出退勤以外は自席でPCをいじる。しかも派遣型の人間の僕は長時間労働の人不足の職場が自然と多くなる。運動嫌いな人間が労働で疲れて退勤の 後に運動などするはずもない。

体型は悪化し、友人から「腹だけぽっこり出ていて栄養失調のアフリカの子供かと思った」母親から「お腹に赤ちゃんいるのかと思った」と言われる。ひどい言われようだ。(ただしBMIは正常)

・・そして時は経ち、昨年秋の健康診断。

血糖はよくなりコレステロールも悪化はしていないが、肝臓の値の一つ、ALTだけが無視できないほど基準値をオーバーしている。嫌な冗談だと思った。気になり調べたが、他に肝臓の異常を示す値であるAST(これは激しい運動など筋肉のダメージでも増える)・γ-GTP(これがアルコールによる肝臓へのダメージと関係するのは有名だ)が全くの正常でALTだけ高いパターンを扱う記事の割合は少ない。

 しかしASTとは異なりALTが悪い場合は他の要因ではなく紛れもない肝臓の異常が原因らしい。僕のALTは約70程度なのだが、80以上は肝炎当確で70でも既に異常があるという怖い記事が出てくる。え?異常なのは一つの指標だけなのに?

だが、その中で非アルコール性脂肪肝なるものがヒットして、その一例ASTは僕より高い(ギリ異常)ものの傾向が似ていた。もしや・・?

そして

 とうとう先日病院に行った。血液の再検査をしたいと言って診察を待った。・・はずだが、何故か検査の手順を待たずにいきなり診察室に呼ばれてしまう。はて?

脂肪肝ですね。」はっきりと医師は言い放った。

「酒は飲んでる?」と聞かれて否定できず「時々。酔い潰れることもあるのでもしかしたらそれが原因かもしれないですねアハハ」と答えたら

γgtpがこれだけ低いなら違う。アルコールではないね」とバッサリ。自覚してもらうためにあえて質問をしたようだ。

「君、運動してないでしょ?」と身抜かれた。

BMIもいたって正常だし、内臓脂肪(ウエストの測定から)も問題なし。」

プロの医者が数値を見る限りで脂肪肝であることは絶対否定できないが、肥満やアルコールのせいにも絶対できない組み合わせのようだ。

 酒ではないけど肥満がーとかならありがちだろうが、運動不足しか理由を導けないことってあるのかよ。

義務付けられたのは以下2つ。これをこなして1〜2ヶ月後に再度血液検査をするとのことだ。

・1日あたり9000歩の歩行

・週に何度か,1日30分以上の有酸素運動

ただ、全てが健康で落ち度が運動不足というわけではない。留意してほしいことは2つある。

一つはアルコール。大学時代はコールのあるサークルに入っており、よく便器と友達♂とゲロまみれの青春を過ごした。その上一人や少人数で飲んでも酒がとまらず場ゲロもした。直接ではないが、肝臓のHPを減らして多少の土台をつくった可能性までは否定できない。

もう一つは労働による不健康だろう。2年前〜昨年いた現場は規模がでかい職場で下請けの下請けから来た人が沢山いる現場なのだが、特にきつい場所だった。一つのミスで取り返しがつかなくなるので恐怖に怯えながら仕事する時間も多かったし、僕はよく先輩に厳しい叱られを受けたり人間関係に挟まれて周りや環境に殺意を覚えてもいた。

 職場の人間は身体的にもモンスターが多かった。僕の知り合いに高身長でないのに80kg以上の人は何人かいるが、その人達もスリムに感じられるほどの関取のような大男が集まり、恐怖があった。しかも長時間残業の蔓延する自分の部署だけ。チー牛なんていう私立男子校にいそうなインキャなだけの詰んでない人種と違い、派遣らしい風貌を持っていたのだ。実際に元請けに近づくほど顔や体型がまともな感じだった。

 配属された時から俺はこいつらみたいな末期にはならないと誓ったが、結局同じ沼に足をつっこみかけていたのだ・・。

不健康だと20代の男性でも急激に肝臓の数値が悪化する。読んでくれた人にはこのことをよく頭に入れてもらいたい。

〜アフターストーリー 1ヶ月後〜

3月初めからやりはじめたランニングがどうなっていることやら。4月中旬、病院に行き、「頑張りましたか?」と温かい声を医者からかけられた上での採血をしてもらって1週間後に再診。

この長いスパンでの努力、努力の結果の測定、そして後日に結果発表という流れのドキドキ感は試験勉強のようだ。

採血から1週間後。

再度「頑張りましたか?」と聞かれた。前と違ってすでに結果を向こうは握っているわけだ。

「はい」と答えたものの、結果が悪かったら「あなたの頑張りは足りないようです」「薬を入れないと厳しいようですね」みたいに返されるのではないか。

 最悪のケースは実は肝臓に病気でもあるのではないか・・決して自分の人生が楽しい方ではなく死に抵抗はないが、推しの声優のツアーと阪神の優勝を見届けるまで死にたくはない!とか色んなことが頭の中に渦巻いていた。

が、「頑張ったのが結果に出ているようですよ」医者から温かい言葉が続いた。

懸念の肝臓の数値は正常。コレステロールはわずかに基準値外だが、努力で改善できることがわかった。

本当に良かった。これでまた旅先で普通に酒が飲めるね。